AIやレベルの高い発展途上国のエンジニアの出現により、ぼーっとしているとただプログラムが書ける程度の普通のエンジニアは失業ないしは単価の安い仕事しか受けられなくなってしまう。そんな未来がちらつきます。
そうならないためにも自分の価値を高めて置く必要があります。
比較的高給な仕事を得やすいであろうセキュリティエンジニアへの転職を考えた時、どのようなステップアップを期待できるのでしょうか?
セキュリティエンジニアのキャリアパスの種類とは?
この仕事自体結構新し目の職種です。そのため絶対これという確立されたものがあるわけではありませんが、ざっくり以下のような種類に分けることができます
セキュリティ担当:企業へのセキュリティソフトの導入・運用。問題が発生した時の再発防止対策などを行う
セキュリティ管理者:企業経営や戦略に合わせたセキュリティ方針の立案などのマネジメントを行う
セキュリティコンサル:セキュリティ課題の検出や資格取得支援などを専門家としての立場から、企業へ提案する
セキュリティアナリスト:攻撃が発覚した際、攻撃手法の分析を行うことを主な仕事にしています。攻撃手法を速やかに特定し対策を行います
セキュリティエンジニアって安泰?
コードを書けるだけのエンジニアはそこそこ多くいます。ただ、簡単な仕事はAIが代わりにやってくれるようになるでしょう。あと人件費が比較的安い国の凄腕エンジニアが比較的難易度高い案件の実装部隊になることも増えてきています。
ちょろっとできる程度ではいい仕事は減って行くでしょう。
それに比べて、難易度も高くいやでもやっておかなければいけないセキュリティ対策を担うエンジニアはまだまだできる人も少なく狙い目です。日本ではマイナンバー制度など個人情報を扱う制度やオリンピックなど、しっかり守りを固めなければいけない時期になってきています。
某コンビニチェーンでは決済サービスの問題でニュースを騒がせています。
重要な情報を電子的に扱う機会が増え、かつ、いいことも悪いこともネットですぐ広まってしまう世の中です。セキュリティへの意識は高まり、その部分の技術者の需要は増加するでしょう。